2010-04-27 第174回国会 衆議院 環境委員会 第10号
やはり上手な制度設計に知恵を絞っていただくというところに本当に工夫していただいて、すべての再生可能エネルギーの電力事業者の買い取り義務化を明示する。今のこの政府の法案の中で再生可能エネルギーにつきまして一番心配なところは、新たな法案をつくるとは書いてございません。
やはり上手な制度設計に知恵を絞っていただくというところに本当に工夫していただいて、すべての再生可能エネルギーの電力事業者の買い取り義務化を明示する。今のこの政府の法案の中で再生可能エネルギーにつきまして一番心配なところは、新たな法案をつくるとは書いてございません。
それで最終的に残ったのが、固定価格の買い取り義務化を課すのと、今のRPS法案ということになりました。 具体的には、ドイツが今まだ買い取り義務化をやっています。もちろんのことながら、初期需要がぱっと膨らみますからコストが低減する。ただし、買い取り義務の価格を高く設定すれば電力会社が困りますね、民間企業ですから。高く買わざるを得ないわけですから。
○久保田参考人 買い取り義務化というのは出てはいるんですが、これは、ドイツとかデンマークとか、そういったヨーロッパの一つの方向なんですね。ドイツあたりが急速に伸びたのは、やはりその辺にあるんだと思うんです。ただ、その裏といいましょうか、それを義務づけるならば、それによって、会社ですから、それが単なる損失に結びつかないように、そういうことが考えられているのかどうかは承知しておりません。
そして、エネルギーということで考えるならば、買い取り義務化あるいは総括原価方式の見直しなども含めた、再生可能エネルギーをどのように研究開発を進めて発展させるか、自然エネルギーの発展とあわせて原発からの段階的撤退というものを考えていくかということが大事であって、この法律の扱いというのはそういうふうにするべきだという意見を申し述べまして、私の質問を終わります。